2013年11月29日金曜日

外来種とドラフト会議 前編(dabun cho-bun)


11月10日に東京・高輪プリンスホテルで某国民的アイドルグループの
「ドラフト会議」が開催された。

会場も含めプロ野球のドラフト会議をシュミレーションしたこのイベントは、
総選挙ほど大きな話題にはならなかったが、ファンの間では
また在籍するメンバーにおいても大きな波紋をよんだ。

それは
「誰が選ばれるのか」ではなく、
「なぜ、そんなことをするのか」なのだった。

このグループがブレイクした背景には「育成型」というショーモデルがあった。

オーディションを受け、合格し、研究生となる。そしてレッスンを重ね、
劇場でファンによって鍛えられ、ネットで自己表現し(また叩かれ)、正規メンバーを目指す。
その姿をあからさまにファンに見せていく。

研究生から正規メンバーへと昇格する制度は宝塚的であり
デビューからメディアがメンバーを追っていくという仕立ては
昔、「M娘。」が取り入れた手法で、それ自体新しくもなにもないが、
「常にカメラが回り続け、ネットを駆使してその苦悩をも24時間見せていく」
とう、あたかも自分がその中にいるような錯覚が
「この子はオレが(わたしが)応援し、支えていかないとつぶれてしまう」という
コアなファンを増やしていったのだった。

そのシステムを大きく否定するのが「ドラフト制度」の導入だった。

本来ドラフト会議というのは(野球ならば)、新人を獲得する手段なのだが、
このグループのドラフト会議は「即戦力」を発掘するというものだったのだ。

それは研究制制度を否定するものであり、ファンにとって
受け入れがたいものだった。
また、研究生にとっても「自分たちを否定されるもの」として写った

その背景には絶対的センターの卒業後のこのグループの選ぶ道にあった。
「(毎日の)劇場公演への回帰」である。

それでも今回のこの試みは「絶え間なく続けなければならない話題作り」の一つ
にはちがいない。

「劇場戦力の補完」という目的は、裏を返せば
「今の研究生には即戦力となる人材がいないし、すぐには上がってこれそうない」
という烙印を押してしまったのだ。

研究生にも武道館をいっぱいにしてしまう程、たくさんのファンがついているという
事実をわかっていながら、あえてやってしまう。
それこそがこのグループの一番のビジネスモデルともいえる。

「育成型」に「競争・順位」というアイテムを加え、「大人の事情」で味付けされた
ニューモデル。それはまさに里山のかかえる問題に似ている。

「里山保全につきまとう問題のひとつ。外来種の除去。」

「自然とは人の手が加えられていないもの」という解釈からいけば
風により飛来した外来種が新しい地に根をはっていくのは 自然の 現象。

そしてその外来種が舞い降りた地で繁殖し、他の植物を駆逐してしまったとしても
それは自然界における自然の摂理となる。

しかしながら里山は自然界が作った無垢の自然ではなく、人が利用してきた自然である。

里山の自然に手を加えることは何も矛盾しない。むしろ積極的に関わっていいものなのだ。
なにもせず放っておくことの方が罪で、自然林よりもやっかいな里山放置林と化してしまう。

地球的にいえば外来種の広がりは地球の気候を変えてしまった人間に原因があるかも知れない。
だから外来種が繁栄していく弱肉強食化の世界は自然が選択した自然の摂理ではないかも知れない。
もっとも人間も生物である以上、人間の仕業も自然の仕業と言ってしまえばそれまでだが。

「外部から飛来してきた強い種がもたらす影響」とドラフト制度との関係。

本題は中編で (続く・・・)

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