2013年9月4日水曜日

ジオラマが語るもの・・・

毎朝、目を腫らしての出勤にはならなかった。

某放送協会の枠を超えたとはいえ
朝ドラで、しかも人情喜劇で、もっと言えば
アイドルものの中で、どう震災を扱うのか・・・
日本中が注目していたはず。

その答えは 

          ”ジオラマ” だった。

北三陸の観光協会で、観光客誘致会議にたびたび登場した
あのジオラマが
こんな形で使われるとは・・・

ただ、
    その日、
電車に乗るのが

       少しこわかった・・・・

震災を経験しているものにとって
この物語は
いたずらに涙をさそうものではなく
切ない気持ちを思い起こさせるものだった

このドラマで語られるとおり
あの時、
街から、TVから、娯楽がなくなり
笑うことさえも不謹慎と思われる空気につつまれた

平和なこと、平凡なこと、何も起こらないこと
それを望むことが
この世の贅沢となった

3.11の時、私は大きな地震にみまわれたことがない地方にいた。
第1報が入った時、私の周りの誰も、ことの大きさに気がついていなかった。

別にそこにいた人たちを責める気持ちはない。

「人は簡単に騙される一方で、自分で見たものしか信じないものだ」

そういう思いを強くしただけ。

同じ体験をもたないもの同士が、思いを共有することは難しい。

ジオラマは皆の思いを一点に引き寄せる力がある。

北摂里山30というジオラマも、

「平和なこと、平凡なこと、何も起こらないこと」
その上に成りたっている。


ジオラマ:
観光協会の建物が地震の被害を受けたことによって部屋にあった北三陸のジオラマが
壊れた。飛び散った窓のガラスの破片がジオラマに被さり津波を表現した。

震災を経験:
阪神淡路

自分で見たものしか信じない:
ドラマQ10 福田麻由子のセリフ

平和なこと、平凡なこと、何も起こらないこと:
ドラマQ10 田中裕二のセリフ

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